サッポロ辺境伯さんとの対戦時に初期配置のスタック超過をどうするか、ヘラ要塞に何も配置しなくてよいのか、疑問が出たのでコマンドマガジン編集部に質問して回答をもらいました。古いゲームへの曖昧な質問に答えて頂いてありがとうございました。
質問1
ヘックス2733には独機械化師団3個と非機械化師団1個を初期配置します。これではスタック制限を超過しますので、第一ターンの移動で超過を解消するようにプレイしました。この解釈で正しいでしょうか、あるいは初期配置が異なるのでしょうか。
回答
「機会化師団 諸兵科連合部隊「1L」の初期配置情報が間違っておりました。正しくは
諸兵科連合部隊1L 2733 → 2634
となります。」
質問2
ヘックス1125のヘラ要塞に初期配置するユニットがありません。3530配置の海軍ユニットを置くのだろうと解釈してプレイしました。ヘラ要塞に初期配置するユニットがないと、特別ルール6.10「ヘラ要塞の降伏」に意味がなくなるように思います。この解釈は正しいでしょうか。それとも、ヘラ要塞の初期配置なしでよいのでしょうか。
回答
「エラッタや変更は見つからないのですが、海軍部隊が内陸に配置されるのは不自然ですし、cyberboardの初期セットアップなどを確認すると、ヘラ要塞の一部に含まれる町グディニャに海軍部隊を配置していますので、ご指摘の通り、ヘラ要塞(1026)に配置してプレイしてください。」
なるほど、cyberboardもチェックするべきなのかと再認識しました。vassalモジュールがなさそうだったのであきらめていたのです。
対戦前に参考にしたサッポロ辺境伯さんと舞方雅人さんとのリプレイはこちら。
http://masatomaikata.blog55.fc2.com/blog-entry-1930.html
http://www.mustattack.com/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=11105
ゲーム以外の記事が「パリ陥落1940」同様に充実しているのは、本家コマンドマガジン由来だからでしょうか。 何人かでパリ陥落1940の1939年シナリオと並行にプレイして、片方の戦況に応じて独軍が引き抜かれたり増援が来なかったりする、というのはどうだろう。WaWの次の号はそんな感じなんだろうか。
2013年3月16日土曜日
2013年3月1日金曜日
Google Map ヘックス追加
Ardenne, Dec. 1944
Google Mapの座標系は緯度と経度を指定する。地球だから当然か。だから、六角形を描くのは難しい。そういうことで球面上の「正方形」を互い違いに置いて代用する。
ポリゴンにしてしまうと、地図上へのマウスクリックイベントを拾えないようだ。ヘックス番号をポリラインに付与できるだろうか。
2013年2月23日土曜日
Google Map で戦況図もどき
Ardenne, Dec. 1944
Google Mapを使って戦況図じみたものを作ろうとした。一年ほど前に作ったものをBlogger向けに直したもの。外部ファイルのJavaScriptをhtml内に展開してAjaxを外すだけで済む。思ったより楽だった。マップはアルデンヌ周辺。部隊名を左側の入力ボックスに入れて、独軍か連合軍かを選択、部隊規模を選択して、マップをクリックするとマーカーがZOCとともに表示される。マウスオーバーで部隊名表示。NATO記号を使おうと思えば使えるだろうけれど、挫折。
部隊の情報はJSON形式で右側のテキストエリアに反映する。これをコピーしておけば後から再利用できるはず。
デフォルトには、実際の師団を記述したものを入れている。WaW #3 The Bulge を参考にした。これ、うまく使ってゲームにできないだろうか。
2012年6月15日金曜日
パリ陥落1940(CMJ別冊)
出張のついでに書泉グランデ三階へ。古めのCMJ別冊を見ているとパリ陥落1940に日独最終決戦1948が並んでいた。悩むこと10分、店員さんに断って内容を確かめる。パリ陥落はヒストリカルノートと背景記事が20ページ強。1948にはそれがない。ルール中の数節のみ。仮想戦だから当然か。この違いを決め手にパリ陥落を購入。やっぱり細かいルールが多いものの、Ty Bombaシステムは同じである。勝利条件にダイスを振るのは家訓なのだ。
ディベロップの一人はテッドレイサー、日本版テストプレイヤーと製作は超豪華。マップはまあ洒落ということで。バリアントというか1939シナリオは、入手無理だろう。
スキャンしたので駒は週末に切る。せっかくオランダ戦にページを割いているのだからオランダ戦シナリオやセダンシナリオなどがあるとよかったのだが、雑誌ゲームにそれを望んではいけないということか。
検索で現れるページ。2007年頃のものが多いのは偶然?
http://guchiese.way-nifty.com/then_what/2007/10/1940cmj_666c.html
http://www.h7.dion.ne.jp/~yosimoto/floor/50/index.html
http://plaza.rakuten.co.jp/luckysign/diary/200910210000/
http://plaza.rakuten.co.jp/sinogohara/diary/200710170000/
検索で現れるページ。2007年頃のものが多いのは偶然?
http://guchiese.way-nifty.com/then_what/2007/10/1940cmj_666c.html
http://www.h7.dion.ne.jp/~yosimoto/floor/50/index.html
http://plaza.rakuten.co.jp/luckysign/diary/200910210000/
http://plaza.rakuten.co.jp/sinogohara/diary/200710170000/
2012年6月7日木曜日
賽の目(MAから再掲、数式注意)
賽の出目とは酔歩ですから、偏っているかにみえる事象は実は正しくランダムであることを反映しているのです。一回振るごとに、期待される結果の平均値(期待値)を実現してしまう出目は、全然ランダムではありません。全部3か4とかの目が出ることになるわけですから。二回とか三回ごとに実現するならいいかといっても、そんなことはないわけです。それこそ偏った周期みたいな出目そのものです。
つまり、正しい賽を振っていると、しばらくは平均から離れたところでうろうろしています。そんな出目は一方に厳しく、他方に有利と偏って感じられるでしょう。そうこうするうちに平均値へ戻ります。その間は偏りが逆転したように感じられます。が、やはり偏っているように感じるはずです。で、平均値から賽を振り始めて偏りながら平均値に戻ってくるまでの回数はどれだけかというと、n回振って初めて戻ってくる確率
\[P_n=\frac{1}{n+1} {}_{2n}C_n=\frac{(2n)!}{n!(n+1)!}2^{-2n}\]はnが大きいときにスターリングの公式を用いて階乗を評価すると\(n^{-3/2}\)に比例するので、回数の期待値はおおよそ
\[\sum_n\frac{n}{n^{3/2}}=\sum_n\frac{1}{\sqrt{n}}\]
となります。この和は発散しますから、ほとんどの時間を偏っていると思いながら進むことになります。
結局、長いゲームほど偏りを感じる時間は長くなってしまいます。偏りの平均がやはりn回振るとして\(\sqrt{n}\)くらいです。1戦で100回振るとして10くらいの偏りは当たり前に起きることになります。終わったときに\(\pm 10\)くらいの間に入っている確率がおおよそ1に近いということでもあります。
図は有利な目と不利な目が半々として、有利なら1、不利なら−1を加算することを1000回繰り返したもので、開始点かつ平均の0に戻ることわずか数回。上下とも1000の平方根におさまってます。上の二枚は\(\pm\sqrt{n}\)をグラフに追加していますので、偏りはあってもおよそこの範囲に入っていることがわかります。
2012年5月27日日曜日
VASSALモジュールの初期スタック、ユニット登録と内部構造
来週から忙しくなること確定なので、備忘録とバックアップを兼ねてまとめておくことにする。
ZIPファイルであるVASSALモジュールを解凍すると、次のように二つのファイルと一つのディレクトリで構成している。
buildFile moduleData images
imagesはディレクトリ(フォルダ)であり、マップとユニットの画像ファイルを格納する。moduleDataはモジュールのバージョンと作成日を記述するXMLファイルで、数行ほど。XML形式のbuildFileがメインである。ここに全ての情報が入る。
ユニット一個は次のように記述する。
初期スタックは次のように記述する。
これをプログラムで自動生成するには、ユニット情報を下記のように揃えておけばよい。
これで作ったモジュールがDagger Thrust: Patton (CMJ98)。ターンマーカーだけ小さくなってしまった。マップ二つでMontgomeryと二個一緒にできるだろうか。
2011/6/2
二個一緒にできたのでMAに書いた。
<VASSAL.build.widget.PieceSlot entryName="第111装甲旅団" gpid="66" height="0" width="0">+/null/emb2;;2;;Flip;2;F;;0;;;;1;false;0;0;dtp-units200dpi-1-8.png,dtp-units-r200dpi-1-8.png;,;true;;;;false;;1 piece;;;dtp-units200dpi-1-8.png;第111装甲旅団/1; null;0;0;66</VASSAL.build.widget.PieceSlot>ユニット名(entryName)、ユニットのid (gpid)、表と裏のファイル名をユニットごとに変更すればよい。この1行の意味を確認したことはないのだが、これだけを変更して動いている。この例では、ユニット名: 第111装甲旅団(二カ所ある)、ユニットのid: 66 (二カ所ある)、表のファイル名: dtp-units200dpi-1-8.png (二カ所)、裏のファイル名: dtp-units-r200dpi-1-8.png (一カ所) である。
初期スタックは次のように記述する。
<VASSAL.build.module.map.SetupStack name="3-G" owningBoard="Dagger Thrust Patton" useGridLocation="false" x="136" y="4526"> 上記ユニットの定義を何個でも記述</VASSAL.build.module.map.SetupStack>nameがスタック名、owingBoardが所属マップ名である。マップ画像上のx,y座標(恐らくマップのドット数で数える)は適当に設定しておいて、VASSALで編集する際に調整する。
これをプログラムで自動生成するには、ユニット情報を下記のように揃えておけばよい。
第3機甲偵察連隊 0-0 1-A 第6機甲偵察連隊 1-0 1-A (以下同様)とユニットに応じて全て記述。ユニット名に続き、通し番号(画像ファイル名を特定する)と所属スタック名を1行で書いておく。スキャン画像から部隊名を生成するというのは画像処理でできないこともないだろうが。。。下記のperlスクリプトに通して終わり。出力結果をファイルに保存しておいて、buildFileへ挿入した後、ZIPし直すことでモジュールが完成する。
my %stack=();
my $gpid=0;
while(<>){
++$gpid;
my $unitname;
my $seq;
( $unitname, $seq, $stackid )=split " ";
my $unitfilename="dtp-units200dpi-$seq.png";
my $unitfilename2="dtp-units-r200dpi-$seq.png";
if ( $unitfilename2 ){
$stack{$stackid}.= qq#<VASSAL.build.widget.PieceSlot entryName="$unitname" gpid="$gpid" height="0" width="0">+/null/emb2;;2;;Flip;2;F;;0;;;;1;false;0;0;$unitfilename,$unitfilename2;,;true;;;;false;;1 piece;;;$unitfilename;$unitname/1; null;0;0;$gpid</VASSAL.build.widget.PieceSlot>
#;
}else{
$stack{$stackid}.= qq#<VASSAL.build.widget.PieceSlot entryName="$unitname" gpid="$gpid" height="0" width="0">+/null/piece;;;$unitfilename;$unitname/null;0;0;$gpid</VASSAL.build.widget.PieceSlot>
#;
}
}
my $offset=116;
foreach( keys %stack ){
$offset += 20;
print qq#<VASSAL.build.module.map.SetupStack name="$_" owningBoard="Dagger Thrust Patton" useGridLocation="false" x="$offset" y="4526">
#;
print $stack{$_};
print qq#</VASSAL.build.module.map.SetupStack>
#;
}
これで作ったモジュールがDagger Thrust: Patton (CMJ98)。ターンマーカーだけ小さくなってしまった。マップ二つでMontgomeryと二個一緒にできるだろうか。
2011/6/2
二個一緒にできたのでMAに書いた。
2012年5月10日木曜日
S&TのLibrary Subscriptionなかなか
1年19ドルちょっとでStrategy & Tactics の#178-#266、Moves #1-#60とWorld at Warの#1-#15の記事だけ(付録ゲームなし)、1号1ファイルのpdfで読める。携帯デバイスに放り込んで読むのに好都合。読める号は順次拡大の予定とある。この収録状況(2010年12月発売分までか)だと最近の号は2年遅れで収録だろうか。まあ本誌が売れなければ意味がない。
提供されるファイルは、本当に1号分からルールブックを外してそのまま。太っ腹というべきか、バックナンバーで稼ぐ気がないというべきか。
ファイルサイズは1号あたり20Mほど。AppleのPDFドライバとは相性が悪いのか、写真が表示されないこともある。
ファイルサイズは1号あたり20Mほど。AppleのPDFドライバとは相性が悪いのか、写真が表示されないこともある。
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